2015年7月3日金曜日

自然の恵み いただきます!

今日は5,6年生が巣箱から蜂蜜をとる日。

来校いただいた菅野さんの指導のもと、巣枠を
取り出し、蜂をブラシで払います。
子どもたちの周りにブ~ンと蜂が飛び回ります。
でも、怖がって尻込みする様子は見られません。

蜂がいなくなった巣枠を遠心分離器にセットして、
グルグルと手回し。容器の中に蜂蜜がたまって
いきます。「うわぁ、いい香りぃ…」。子どもたちから
「うっとり声」が聞こえてきました。

同じ作業を続けます。
「私がお嫁に来た頃は、おばあちゃんがこの作業
をずっと頑張っていたんだよ。大変だったんだ」。
ゲストの先生が子どもたちに語りかけます。とても
優しい顔で話されていました。生き方に触れる一
時…いい時間でした。

しばらくした後、容器のバルブを開けると、蜂蜜が
フワッと出てきました。注目の一瞬です。

一匹の蜂が懸命になって働いて、作ってくれる蜂蜜
はティースプーン3分の1だそうです。
寒い日が多かったから、いつもより少ない収量でした。
とはいえ、寒さ続きの中蓄えてくれたこの蜜は貴重そ
のもの。

それをろ過して、できたばかりの蜂蜜を、早速その場
でパンにつけて味見しました。
「おいしい!」
「プロフェッショナルな味がする」

給食の時間に、この蜂蜜が再登場。特別追加メニュー
「蜂蜜パン」をみんなで楽しみました。大人気でした。

最後に、以前作ったマイ巣箱も設置しました。
今度は夏の盛りにまた、蜜を採る予定です。
(文責:井坂)
巣枠を取り出していきます。



遠心力で巣枠と蜂蜜を分離させます


注目の一瞬
バルブを開くと蜂蜜が…



ろかして保存用の容器へ…天然蜂蜜の完成

パンにつけてお楽しみの味見タイム