2011年8月9日火曜日

炎帝につかへてメロン作りかな




「炎帝につかへてメロン作りかな」篠原鳳作の俳句です。大正から昭和初期にかけて活躍した俳人だそうです。「炎帝」が夏の季語。「炎帝」とは、夏を司る神、真夏の太陽のこと。真夏の太陽にお仕えしてメロン作りに励んでいるといった様子でしょうか。今日も「炎帝」が空に君臨していました。こんな日に授業をしても絶対に、子供たちは勉強に集中できないですね。夏休みの必要性を汗をかきながら実感する日々です。今日も暑い中、頑張って観察しました。カサカサになっている葉が多くありました。メロンは見た感じはいい感じかなと思うところですが、まだ収穫には早いとのこと。青肉はお盆頃、赤肉はさらにそれから1週間後くらいに収穫できる予定です。けれども、まだはっきりはわかりません。正直に言っていつとればいいのか修行不足でわからないので、プロの目で判断してもらい収穫する予定です。メロンの糖度は、徐々に上がっていくのではなく、収穫直前にぐっと上がっていくとのことです。早くとってしまってもだめなんですね。まあ、今回は、それなりの大きさのメロンができたことでよしとしたいなあと考えているところです。もちろん、おいしければうれしいですが。訓子府メロンは甘いですが、世の中はそんなに甘くはないでしょう。とにかく、休み明けに子供たちと一緒に収穫をするのが待ち遠しいです。そして、できたメロンをどうするか、子供たちにしっかりと話し合ってもらおうと思います。自分たちのメロンのために箱をデザインしてもおもしろいでしょうか。売るとしたらどれくらいの値段になるか聞いてみるのもいいかもしれません。休み明けにしっかり学習を進めていきます。ちなみに上の写真のメロンは青肉のメロンです。青肉は赤肉に比べて細長い形で、ネットは縦のラインが多いそうです。


(3,4年担任 辻)