5,6年の国語の授業では、はじめの5分を使って「話す聞くスキル」という教材を使っています。
詩文などが載っている音読練習用の教材です。
ここ何回かは「奥の細道」の暗誦に挑戦していました。
そして、「奥の細道」にでてくる有名な俳句も載っているので、とりあえず1つ選んで覚えてみました。
その中の1句が
荒海や佐渡によこたふ天の河
です。
この句についていくつか聞いてみました。
①何県ですか。~新潟県です。佐渡島が見えていますからね。芭蕉が詠んだときは越後の国でしょうか。
②見ているのは日本海ですか?太平洋ですか?~当然日本海ですね。黒板に簡単に日本地図を書くとみんなすぐ理解しました。
③朝ですか、昼ですか、夜ですか。~夜ですね。
「先生、簡単だよ~。書いてあるじゃない。」
と言われてしまいました。
「えっ、なんて書いているの?」
「天の河」
「天の河って何?」
普通の川ではなくて、空の星が川のようになっているということは、分かっていたようなのですが。
「えっ、あれ、なんだっけ?あの、死んだ人が渡る川??」
「それは、三途の川だよ~。」
思わず笑ってしまいました。
(5,6年担任 辻)