2009年4月21日火曜日

さあ、縄文か?弥生か?

クラスみんなでタイムマシンに乗るとします。縄文時代と弥生時代どちらへ行きますか。

・私は、弥生時代がいいと考えます。 
理由はいろんな食べ物があるからです。

・私は、弥生時代と考えます。 
理由は弥生土器を見てみたいから。

・私は弥生時代がいいと考えます。 
最初から最後まで手作業で作ったお米を食べてみたい。

・ぼくは弥生時代がいいと考えます。 
なぜなら弥生時代の人は何を狩って食べていたのか知りたいから。

・ぼくは縄文時代がいいと考えます。 
理由 みんなで狩りをしたいからです。

・縄文時代。 
理由1クジラを食べてみたいから。   
2やりや弓を使ってみたい。

・わたしは弥生時代がいいと思います。 
理由 縄文時代より食べ物も多くて水もきれいでみんなで行くなら弥生時代がいいです。

・私は、弥生時代がいいと思います。 
理由は、食べ物が今と似ているからです。  
住んでいる人とお話ししてみたいです。 
弥生時代の赤米やいのししの肉を食べてみたいからです。

・ぼくは縄文時代がいいと考えます。 
理由は争いごとはまだ起きていなくて安全だからです。

 などなどが課題に対する子供たちの意見です。

 教科書に書かれている縄文時代や弥生時代の食料のグラフや本文の記述をもとに理由を考えさせました。
 最初は、

縄文時代3人 対 弥生時代6人

で弥生時代が優勢でした。
「狩りは危険だ」「縄文時代の人の食べものをとるのはひどい。」というような意見が出ました。
 しかし、少しゆさぶろかと思い

けどさあ、弥生時代になるとむら同士の争いがあったって書いているよ。狩りよりも争いのほうが危険なんじゃない?

と言ってから、もう一度聞くと

縄文時代9人 対 弥生時代0人

という結果に。 ちょっと影響を与えすぎてしまったと反省しつつ、時には自分の意見にこだわりを持たせることも必要だなと感じたのでした。

~居武士小6年学級通信「ナイン」第12号より転載~

(6年担任 辻)